2015年04月11日
日本で全く報道されない事

資源外交不正疑惑で検察捜査を受けて
亡くなったまま発見されたソン・ワンジョン(64)前慶南企業の会長が
政界への贈賄情況を示したメモを検察が確保した。
このメモには検察が確認したキム・ギチュン
ホ・テヨル前大統領府秘書室長以外に
イ・ビョンギ、イ・ワング首相など
現政権の核心人々の名前が指摘されたと分かって
これらに対する捜査の可能性が急浮上している。
ソン前会長が命を絶つ前
メモと関連する内容をメディアインタビューで明らかにした
肉声ファイルも公開されて、政界の実力者を狙った
検察捜査が始まるのではないかという観測も出てくる。
10日ソウル中央地検特捜1部によれば
前日ソン前会長の死体を検視する政治家8人の名前と
金額が書かれたメモが発見された。
このメモ紙はソン前会長のズボンのポケットから発見された。
この中の6人には金額が記載されており
その中の1人に対しては日付まで表記されている。
録音ファイルでソン前会長は
過去のハンナラ党大統領候補選挙戦の前後
2006~2007年キム前室長に10万ドル(1億ウォン余り)を
ホ前室長に7億ウォンを与えたと話した。
このメモのお陰で国がひっくり返りそうです。
なんせ朴槿恵政権の現職首相であるイ・ワング首相と
現職のイ・ビョンギ大統領府秘書室長の名前が入っており
さらに朴槿恵政権の歴代大統領府秘書室長の名前が
2人も入っています。
まぁ日本で例えるなら
現職の麻生太郎副総理
菅官房長官の贈収賄の記録が見つかったというレベルの話。
何故こんなことになったのか簡単に言うと
朴槿恵政権の求心力が失われつつあり
批判の矛先を日本に向けられればいいのですが
政権初期にカードを出し尽くしてしまい
再度同じカードを切っても「口だけで何も変わらない」と
逆に批判される事を恐れて、無闇に反日カードが切れません。
そして自慢の創造経済も不発で韓国経済はどん底です。
もう残る手は1つしか残っていません。
そう韓国の伝統行事「前政権の吊し上げ」です。
結局世論に押し切られる形で
前政権の李明博大統領が行った資源外交に捜査のメスを入れます。
その中でどんどん明るみに出る不正やずさんな投資が公表される度に
批判の矛先は前大統領へ向かい
そのお陰て30%を割り込みそうだった支持率が40%台までに回復しました。
そして不正捜査横で拘束令状が請求された
ソン・ワンジョン元慶南企業会長が拘束される前日に
自殺をしてしまいました。
ソン前会長は「私は李明博政権の被害者」
「朴槿恵の大統領選を助けたのに
前政権の吊し上げのターゲットにされた」と語ったそうです。
そもそもソン前会長は慶南企業を立ち上げた後
政界デビューをしており昨年に選挙違反で失職するまで
与党セヌリ党で活動していました。
ということは前政権や現政権とのパイプがあってもおかしくはありません。
記事に書かれているように
遺体から見つかったメモは現政権を直撃する内容です。
どう見ても、やられぱなしの李明博が指示して
ソン会長にリークするよう仕向けたカウンターパンチの用に見えますけど?
とにかくメモに名前が上がった人物は
本日の釈明会見で口裏を揃えたかのように
「でっち上げ」「しらない」を繰り返しています。
まぁ折角上がった支持率は下がるでしょうし最悪
朴槿恵大統領自身の関与も疑われかねない自体になったので
当分は外を見る余裕などないでしょう。
国内で泥仕合を行い時間を浪費することは確定です。
まぁ現職中にここまで色々ある韓国の大統領も珍しい。
これはもしかすると
朴槿恵大統領の弾劾に繋がるかもしれませんね。
Posted by 静岡志士の会 at 09:11│Comments(0)
│南朝鮮(韓国)
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