パール判事の言葉
昭和27年11月
広島平和記念公園を訪れたラダビノード・パール博士は
原爆慰霊碑の碑文を見て落胆されかつ激怒されました。
「過ちを繰り返しませぬとは何事か!
原爆を落としたのはアメリカではないか!
日本人が日本人に謝っているのは明らかだ!
日本人はなぜここまで卑屈になってしまったのか!」
その夜、パール博士は次のような詩を書かれました。
「激動し 変転する歴史の流れの中に
道一筋につらなる幾多の人達が
万斛の想いを抱いて 死んでいった
しかし大地深く打ちこまれた悲願は消えない
抑圧されたアジアの解放のため
その厳粛なる誓にいのち捧げた魂の上に幸あれ
ああ 真理よ あなたは我が心の中に在る
その啓示に従って我は進む
1952年11月5日 ラダビノード・パール
この格調高い詩が
広島平和記念公園からわずか1Kmの本照寺に
「大亜細亜悲願之碑」として刻まれ建立されています。
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